生や死について感じる絵本📖

生や死について感じる本📖をご紹介します。

順次、更新していきます。

我が家で、猫のクロが18歳で他界してはや3年…

ゆり子さんのご本を拝読していると、クロとの日々を思い出し、胸が熱くなります。

 

お外で暮らしていたクロが、我が家の家族になったのは約20年前のことでした。

クロのママときょうだいのミューは、お外での生活続けることを選びました。

 

心から、『なんでもない日常』が『ずっとずっと、続きますように』と願います。

 お外で暮らしている猫ちゃんワンちゃんについて、様々な批判があります。

でも、何より、一つ一つの命を大切にしていきたい。

#ハニオに夢中 

『死んだ』かいぞくについて、空恐ろしい雰囲気で話が進んでいきます。

命を頂きながら生き抜いていくことのシビアさを、シンシンと感じる場面が続きます。

かいぞくは死んでいるのに、なぜか魂は生きているから不思議・・・。

 

海の生き物と関わる中で、かいぞくの気持ちは変化していき、相手のことを考えるようになります。

そして、『生』を象徴するような色鮮やかなサンゴのシーンでお話が終わることで、心はほんのり温かくなり、生きることへの希望のような感覚を覚えて、そっと本を閉じました。

 

下田昌克さんが表現する青の色味を実現する卓越した印刷技術は、目を見張るものがあります。